とけあって・・・
とけあって・・・
秋の空気がとけこんだ 浜辺を
ひとり 静かに歩く

潮の香りと夏の恋がとけあって
優しく 波間に消えゆく

波の音が優しく時と とけあって
近ずいては 遠ざかりゆく

秋風とあたしの心がとけあって
秋の妖精がささやく

きっと また 素敵な恋ができるよと


詩/MINORI 「みのりの隠れ家」より

 

海の部屋へ