真言坂 (しんごんざか)

真言坂の写真

千日前通から生國魂神社に向かって南に上る短い坂です。
他の坂は西から東に上るのですが、この坂だけが南北になっています。
もともとは、もっと長かったらしいですが、千日前通が開通して短くなったそうです。
昔は階段の坂だったようですが、現在は石畳になって車も通れるようになっています。
名前の由来は、
『生國魂神社の神宮寺であった法案寺をはじめとする生玉十坊が、明治の廃仏毀釈まで神社周辺で栄えていた。うち、神社の北側には、医王院・観音院・桜本院・新蔵院・遍照院・曼荼羅院の六坊があった。すべて真言宗であったので、この坂は真言坂と呼ばれた。』
と、いうことです。

       
 

 

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